こんばんは、発達当事者のマーフィー(@murphy_0117)です。
「働きたいけど、社会生活をいきなり送る自信がない。。。」
「無職期間が長くて、採用試験に受かる気がしない。。。」
そんなかたには、就労移行支援という支援制度を利用して一般就労を目指すのをオススメします。
そこで今回は、発達障害の方のために就労移行支援について分かりやすく解説したいと思います。
目次
就労移行支援とは
障害者のための生活支援や就労サポートのことです。
自立した日常生活と社会生活ができるように、訓練の場所と、求職活動の支援を受けれます。
障害者のかたは、就労移行支援の事務所に通うことで、就労に向けてステップアップします。
就労に必要な知識や能力を身に付けることができたり、自分の適性に応じた職場の情報を得たり就職後に職場に定着できるように相談や支援を受けられます。
就労移行支援の対象者
対象者の条件は、障害者であること65歳未満であることです。
また特殊な資格を所得する人も、就労移行支援の対象者となります。
就労移行支援の対象者に発達障害者は含まれます。
一般就労している障害者が休職した場合でも、就労移行支援は受けれます。
学生(4年生大学、短期大学、大学院、専門学校)も、同様に就労支援を受けれます。
就労移行支援の利用の仕方
就労移行支援の期間は、原則2年です。
ただし、延長申請することが可能で、1年追加することもできます。
ちなみに就労移行支援は無料で通えます。
就労移行支援のメリット・デメリット
就労移行支援のメリット
・社会性を学べる
・コミュニケーションの練習ができる
・自分の長所・短所を知れる
・様々な企業を見学や体験できる
・スタッフに色々と相談できる
・就労後の定着支援を受けれる
発達障害の方で、就労移行支援を受けるメリットを挙げてみました。
就労移行支援を受けるかたは、無職の方や、生活習慣が不安定の人が多いです。
最初は週5通うのが難しくても、週2くらいから始めて、徐々に通所に慣れていき、生活リズムを整えていく人が多いです。

体調が安定することで、生活と仕事の質が上がります。
また利用者同士でコミュニケーションを取ることによって、集団行動やコミュニケーション能力の向上を目指せます。
就労に向けて自分の長所・短所を知れて、自分に合ったプログラムを組むこともできます。

スタッフの方と相談しながら、就労に向けて日々学んでいくことが大切になってきます。
就労移行支援のデメリット
・利用している間は時間が拘束されてしまう
・通っている最中は収入が発生しない
就労移行支援事業所は、基本的に働きながらの通所はできません。
これが就労移行支援の最大のデメリットと言えるでしょう。

生活するにはお金がいる。早くお金を稼ぎたい方には、就労移行支援は向いてないかもしれません。
就労移行支援と就労継続支援の違いとは?
就労移行支援と就労継続支援の違いは、要するに労働するかしないかです。
ややこしいですが、どちらも障害者総合支援法にもとづく支援制度です。
制度はA型、B型にわかれてますが、どちらも実際に就労します。
自立した生活を目指すのであれば、就労移行支援から、正社員雇用を目指すべきです。
就労継続支援は、労働に応じた給料がもらえます。
ただし、多くの場所で最低賃金以下の工賃であり、雇用契約を結ばないB型就労では、さらに低く月給1万円以下も珍しくありません。
実家が裕福であったり、住む場所が確保されていないなら、自立した生活を送ることは非常に困難と言えます。
一般企業に勤めるようになれば、安定した給料を得られます。

生活を整えながら働きたいなら就労継続支援事業所。
自立を目指したステップアップを目指したいなら就労移行支援からの正社員雇用をおすすめします。
自分に合った就労移行支援を選ぼう
そこで、SNSなどネット上からの意見をもとに、
就労移行支援のおすすめの選び方。自分に合った事業所を選ぼう。をまとめました。
まとめ
いかがでしょうか?
以上のことを踏まえた上で、詳しくまとめてみると
・対象者は65歳以下の障害者
・在籍期間は2年間
・就労に置いての知識や技術を身に付けられる
・就労の相談できる
・毎日通う場所ができる
・生活のリズムが整えられる
となります。
色んな事務所があるので、見学して自分に合った事業所を見つけるのがいいと思います♪
最後にここまで読んでくださった方は、本当にありがとうございました!!
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