こんにちは、マーフィー(@murphy_0117)です。
「とりあえず3年は働くべき」
仕事を辞める上司に言うと必ず言われるこの言葉。
あなたも言われたことはありませんか?
私は仕事を辞めたいときに、実際に上司に言われた言葉です。
しかし、私は考える様になりました。
「とりあえず3年は働くって本当に正しいの?」
昔は3年は働くべきだったのかもしれませんが、今は時代が違います。
様々な働き方が世の中に浸透していますよね。
そこで今回は、3年は働くべき人、そうでない人について解説していきたいと思います。
目次
「とりあえず3年働くべき」は、目的を持って働いている人への言葉
結論から言うと、「とりあえず3年働くべき」は間違っているわけではありません。
3年という周期は、人が一人前になるために必要な時間で、3年はやってみないとその仕事の全体像は見えてこないんですよね。
ただし、この3年は「その仕事が自分がやりたい仕事なら」とりあえず3年働くべきなんです。
例えば、カフェの店員になりたいとします。
最初の頃は、皿洗いや清掃からスタートすることが多いと思います。
そうやって、少しずつ仕事をこなしていく内に、コーヒーを入れたり、料理を作ったりとステップアップしていくはずです。
このようにカフェ店員になりたかった人が、とりあえず3年続けてみないとこの仕事の魅力は分からないという元々の働く目的を思い出すためにかけてあげる言葉なんです。
目的なく働いているなら価値観は変わってくる
しかし、これが全く関係ない仕事だったら話が変わってくるはずです。
「仕事をなんとなく決めてしまった」、「入ってみたけど、イメージと違いすぎた」と、働く目的がなく働いているなら、とりあえず3年働くのは危険です。
目的もなく働くことほど、時間の無駄はありません。
また、目的を持って入ってみたけど、「明らかに自分に向いていなかった」という場合もあると思います。
だいたいの仕事って、1年もやってれば「向いてる」か「向いてないか」くらいはわかるようになりますよね。
仕事を一度シンプルに考えてみましょう。
例えば、「文章を書いて書類を提出する仕事」があるとします。
手描きが得意な人もいれば、パソコンで書く方が得意な人もいます。

手描きで書いてるけど、どうしても時間がかかってしまう…
そんな人を見て、あなたはどう声をかけてあげますか?

別の方法を試してみたらどう?こっちの方が向いてるかもしれないよ。
って言いませんか?

とりあえず3年は続けよう!
なんて、あまりに冷たくありませんか?
向いていないことをいつまでも続けるより、本人も楽ですし、成長も出来ます。
人生にはいろいろな生き方があるのに、向いてない方法をいつまでも続けてしまうのは苦痛でしかありません。
それは、努力ではなく苦労です。
効率も悪いし、本人も辛い。
ただ、本人は頑張ってるからそれで満足してしまうのが一番怖いところです。
もっと他に向いてることがあるかもしれないのにそんなことに時間を使ってしまうのは、その人の可能性を潰してしまうことになります。
打開策を考えずに、「とりあえず続けてれば、なんとかなるだろう。」という思考停止状態。
これが一般的な考え方で、「常識」と言われていると考えると恐ろしいことだと思いませんか?
「常識」は時代によって変化する
「常識」というのは、常に時代によって変化します。
例えば、昔は最初に就職した企業に40年務めるのが常識でした。
終身雇用制度が当たり前の時代だったからです。
しかし、現代社会ではどうでしょうか?
スキルアップのために転職したり、フリーランスとして独立する人も珍しくありませんよね?
だから、「とりあえず3年」という常識は、その人の状況に合わせて聞き分ける必要があります。
目的をもって働いているなら、3年頑張るべきだし、目的がないなら働く目的から考えるべきです。
また、それを考えた上で辞めるのなら、必ず自分の実現したいライフスタイルを実現している人たちに相談してみること。
会社の上司ではなく、自分の実現したいライフスタイルを既に実現している人たちです。
次のビジョンに向けて明確な行動を起こすためにも、既に理想のライフスタイルを実現している人に相談してみるのがオススメです。
自分の人生を切り開くのは自分次第です。
是非自分らしい人生を生きていきましょう!
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