障害者雇用に努めている私がメリット・デメリットを語ってみた【オープン就労・クローズ就労】

仕事・働き方

 

マーフィー(@murphy_0117)です。

私は現在オープン就労(障害者雇用)にて勤務していますが、ふと疑問に思ったことがありました。

 

マーフィー

オープン就労(障害者雇用)に勤めていても、このまま未来はあるのだろうか…?正社員になれるのだろうか…?

 

と思ったわけです。

 

確かに一般雇用で働くのが難しい私にとって障害者雇用は有難い存在です。

しかし、「このまま障害者雇用に勤めていてもいいんだろうか…?」

と思う時もあるのが現実です。

 

 

そこで今回は、オープン就労(障害者雇用)についてのメリット・デメリットを当事者である私が解説していきたいと思います。

 

※無事に勤務して1年8ヵ月、正社員に昇給することが出来ました!!

 

目次

オープン就労とクローズ就労とは何か?

オープン就労とは自身の障害を企業に開示して就職をすることです。おもに障害者雇用枠の求人に応募することになります。

クローズ就労とは企業に対して障害があることを開示せずに就職をすることをいいます。もちろん、面接の際に質問された場合は嘘をつくことはできませんが、積極的に自身の障害を開示せず就職活動を行うことになります。

参照:オープン就労とクローズ就労の違いやメリットを徹底比較

 

オープン就労とは、主に障害者雇用のことを示します。

障害者手帳を申請し、障害をオープンにしながら企業で働くことを言います。

 

一方クローズ就労とは、障害をクローズにして一般雇用で働くことを言います。

 

それでは、オープン就労とクローズ就労にはどのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか。

マーフィー

それでは一緒に確認していきましょう!

 

オープン就労のメリット・デメリット

メリット・通院、服薬のタイミングを考慮してもらうことができる
・勤務形態、業務内容を企業に相談し、配慮してもらうことができる
・支援機関がついていれば、本人と企業との間で調整してもらうことができる
・障害・疾患についてよく知ってもらった上で働くことができる

 

デメリット・求人の選択幅が狭くなる
・給料が低くて自立や結婚が厳しくなる

 

メリットの欄に目を向けてみると、障害特性に応じて配慮してもらうことができるところに注目が行きますね。

例えば私の場合だと、臨機応変な対応が苦手なため一つのことに集中できる仕事を任せてもらえています。

他にも通院の日を休みにしてもらえることも有り難いですね。

 

デメリットの欄に目を向けてみると、どうしても悩みがちになってくるのがお金の問題です。

障害者雇用の給料では自立と結婚が厳しいのが現状です。

なので無理をして一般雇用に転職する人も少なくありません。

 

そこで助け舟となってくるのが障害年金です!

障害者雇用の給料+障害年金があれば、十分自立と結婚だって考えられると思います。

 

↓障害年金についての詳しい内容はこちらをご覧ください。

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クローズ就労のメリット・デメリット

メリット・障害者求人に比べて業種や職種が豊富で求人の数が多い
・業務内容にもよるが、賃金が障害者雇用の場合より高い傾向がある

 

デメリット・通院、服薬のタイミングが難しくなる
・勤務形態、業務内容で配慮を得られない
・障害があることを隠して入社したことが発覚するのではという不安を抱える

 

メリットは何と言っても、豊富な職種と高額な給料です。

こればかりは障害者雇用では限界があり、一般雇用の方に分があると言えます。

 

逆にデメリットは、障害に対して理解を得づらいことでしょう。

当然一般雇用で勤務しているので、障害特性に対して配慮はもらえませんし、通院日の休みだって取りづらいと思われます。

 

マーフィー

やりがいとお金を求めるなら一般雇用。

安定と体調を求めるなら障害者雇用。

と言ったところですね。

 

オープン就労(障害者雇用)の現実

 

以前こんなツイートをしてみました。

オープン就労(障害者雇用)だと責任感なく仕事を続けられます。

ある程度理解もあり通院のために平日休みも取ることも出来ます。

 

しかし、実際に働いてみた身としてはやはり限界を感じるのが今日この頃です。

 

最近では、やはりもっと仕事を頑張りたい!給料が欲しいと思うのが本音ですね。。。

 

そこにおいてはオープン就労(障害者雇用)では限界があると思います。

給料的に見ても一般雇用との壁を感じずには入られません。

何より賃金に圧倒的な差があるので、オープン就労(障害者雇用)だと自立や結婚は相当厳しいのが現状です。

 

※給料面に不安がある方は障害年金を申請するのをおすすめします。

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何より一般雇用で勤めている人との壁がどうしても気になります。

健常者の方たちがバリバリ仕事をしている姿などを見ていると、何故かとても悲しい気持ちになって来ます。。。

 

「私は障害者雇用だからバリバリ仕事を任せてもらえないんだな...」

 

という気持ちが湧いて出て来るわけです。

 

ただ悪いことばかりでないのも事実です。

最初に言った通り配慮はあって休みの日も取りやすく、頑張っていったら仕事もある程度は任されていくのも事実です。

確かに一般雇用の人と対等に話したりするのは難しく、賃金もあまり高くありませんが、障害者雇用で働かせてもらってるだけでも有難いとも思います。

 

現実問題オープン就労(障害者雇用)でなかったら、ここまで長期的に働けてなかったと思いますからね。

マーフィー

なのでどちらも一長一短と言えますね。

 

結局オープン就労とクローズ就労はどちらを選べばいいのか?

よって、結論として言えることは

オープン就労(障害者雇用)の正社員でも満足できる人はそのまま継続して続ける

もっと自分の力を活かしたり、お金が欲しい、職場の人と打ち解けたいという人はクローズ就労(一般雇用)で働いてみる

のが良いと思います。

何より一番大切なことは、自分に合った働き方をすることだと思っています。

自分の特性を活かして、出来ないことはカバーしてもらえる環境があると尚良いですね。

 

ちなみに、こちらの記事に発達障害でも向いている働き方を書いていますので、良かったら参考にしてください。

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私も今でこそはオープン就労(障害者雇用)で働いてますが、大学を卒業すると同時に転職活動を始めてクローズ就労(一般雇用)に移行するつもりです。

そこでオープン就労で経験したことを学んで活かして行きたいと思っています。

マーフィー

最近ではオープン就労(障害者雇用)でのwebデザイナーも良いと思い始めました。

 

以上ここまで読んでくださった方は本当にありがとうございました!!

 

 

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