~アドラー心理学まとめ~人間関係に悩んでいる人こそ『嫌われる勇気』を読んで欲しい5つの理由

人間関係

 

マーフィー(@murphy_0117)です。

 

アドラー心理学の「嫌われる勇気」は日本でも大ヒットしたロングセラーですが、

人間の悩みの原点である対人関係について詳しく書かれている本です。

 

アドラーは

「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである

と断言しました。

 

確かに私はこの言葉を見てから、妙に納得出来ました。

 

何故なら思い返せば

今までの悩みはすべて対人関係が絡んでいたからです。

・友達・恋人が出来ない

・集団に馴染めない

・人と比べて落ち込んでしまう

などアドラー心理学の言う通り、すべての悩みが対人関係でした。

 

アドラーの考えでは、孤独や劣等感を感じるのにも他者を必要とし、

我々を苦しめているのは

「客観的な事実」ではなく、「主観的な解釈」だと言っています。

そして、劣等感があるからこそ人は成長が出来ます。

 

劣等感があるからこそ、その悔しさをバネに人は頑張ることが出来て、

「健康で正常な努力と成長への刺激」と捉えれるからです。

 

しかしここで大事になって来るのは

他者と比べるのではなく、理想の自分を追いかけていく

ことです。

 

アドラーの考えでは、

「他者は敵ではなく仲間、縦の関係ではなく横の関係を築くべき」

と捉えているからです。

 

そして人間関係のゴールは「共同体感覚」であり、そこで必要になるのが、

「自己受容」と「他者信頼」、そして「他者貢献」の3つになります。

 

アドラーは、

自分を受け入れて、他者を信頼し、他者に貢献することで、自分の居場所が出来る

と考えております。

 

つまりアドラー心理学のテーマとは、

「すべての人間が幸せになれる」

という問いを読者に投げかけられているのです。

 

ここで、

人間関係に悩んでいる人こそ【嫌われる勇気】を読んで欲しい5つの理由

を説明していきたいと思います。

 

目次

トラウマは存在しない

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発達障害者はトラウマを持っている人が多いです。

現に私も昔の嫌なことを思い出して、フラッシュバックすることがよくありますので、

その気持ちは痛いほど分かります。

 

しかしアドラー心理学では、トラウマを明確に否定してます。

 

これはどういうことかと言うと、

例えば、小さい頃に悪口を言われたとする

それが原因で人間関係に奥手となる

と言う風に、過去に言われた言葉で人間関係に自信を無くした人がいるとしましょう。

 

しかしアドラーの考えでは、

「自分が人間関係を上手く築けないのは、過去に言われた悪口のせいだ」

と捉えるのではなく

「人と関わりたくないために、過去の出来事を持ち出して、自分を正当化しようとしてる」  

と言っているのです。

 

これをアドラーは「目的論」と呼んでいます。

 

つまりトラウマとは、

過去を持ち出すことによってによって、今の自分を傷付けないようにしている捏造された感情

であるのです。

 

劣等感は、主観的な思い込みである

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発達障害を持っている人は、どうしても劣等感を抱きがちになってしまいます。

それも無理はありません。何せ周りの人が普通に出来ることが、自分だけ出来ないというシュチュエーションに陥りやすいからです。

 

なので発達障害者はそのうち、何をするにしても劣等感を抱くようになり、自分に自信を持てなくなって来る人も多いでしょう。

 

先ほど多少説明しましたが、アドラーの哲学では

 

劣等感は

「客観的事実」ではなく、「主観的な解釈」に過ぎません。

 

作中で、

「お前の顔を気にしているのはお前だけだよ。」

という言葉があるように

劣等感は他者から見たものではなく、自分が勝手に思い込んで落ち込んでいるだけなのです。

 

そして、劣等感も悪いことばかりではありません。

劣等感をバネに今の自分より磨きをかけて、より理想の自分に近づこうと努力や成長出来る可能性を秘めているからです。

 

何より一番マズいのは

劣等感と言う主観的な思い込みにより、最初の一歩を踏み出せなくなること

だと私は思います。

 

人生を充実させるには、他者ではなく自分を変える

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世の中には不満や愚痴をたくさん言う人がいますよね。

暇さえあれば、

「あの人のここが悪い、ここが気にくわない、もっとこうすればいいのに。」

などうだうだ言ってくる人がいますよね(-_-;)

 

そういうのを間近で聞いていると

「だー!!うっとおしいんじゃー( ゚Д゚)!!!」

と叫びたくなるくらいです。。。

 

と言う風に、いくら悪口や影口を言ったりしても、他人は変わりません。

時間とエネルギーの無駄です。なんの生産性も生みません。

 

「そんなことをする暇があったら、自分のことを変えてみる方が早いんじゃないの?」

 

と思ったそこのあなた!!!

大正解です✨

そうです。

 

過去と他人は変えられない、けど未来と自分は変えられます

 

人生は行動です。

最初の一歩を踏み出せるかどうかで、未来が決まります。

ここでも先ほど話したように、

「時間がない」「お金がない」「親が許さない」

など何もやらない自分を正当化する目的論を作る人がいます。

 

それはそれでいいと思います。

変わろうとする勇気がないのであれば

しかし、今の自分から少しでもいいから変わりたいと思っているから、このブログを読んでいるのだと思います。

 

まずは、小さな一歩から始めてみてはいかがでしょうか?

 

課題を分離して、自由を手に入れる

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アドラー心理学では

「これは誰の課題なのか?」という視点から、自分の課題と他者の課題とを分離していく必要がある

と言っています。

 

あらゆる対人関係のトラブルは、相手に自分の考えを押し付けることによって引き起こされる。

 

アドラーはそう言った。

ならば、いっそのことそれぞれの課題を分離して、

人の課題は相手に任せ、自分の課題は自分でする

ことが大切になって来ます。

 

そうすることによって道は切り開かれます。

人には5つの欲求がありますが、そのうちの一つ、※承認欲求は不自由を強いることになります。

※承認欲求・・・他者から認められたい、自分を価値ある存在として認めたいという欲求のこと

 

承認欲求は人を縛ります。その内他者の課題に踏みより、欲求を押し付けようとするかもしれません。

ならば自由とは何か?

 

それが、

他者から嫌われることであるのです。

 

突然ですが、あなたは2:6:2の法則を知っていますか?

どんな自分でいようが

2割には好かれ、6割は普通、2割には嫌われる

という法則です。

つまり、

他者から嫌われているということは自分らしく自由に生きている証拠

になるのです!!

 

今現在の自分に着目せよ

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ここまで来たら、私が何を言いたいのかが分かりますよね?

今の自分に全力を注げ!!

というメッセージです。

 

アドラー心理学でも言われているように、

「いま、ここ」を真剣に生きること

という哲学です。

 

①出来ないことより、出来ることに注目せよ

②他者ではなく自分を変えろ

③過去でもなく未来でもない、今に着目せよ

全てアドラー心理学のテーマです。

発達障害者にはぴったりの人生哲学・心理学だとは思いませんか?

①苦手より得意に目を当てよ

②発達障害を受け入れる

③いまを生きる

最後に一言だけ言わせてください。

 

発達障害に生まれたからには、流されていたり自分軸がないと不幸になりやすいです。

だからこそ、今改めて自分を知り

「幸せになる勇気」を見つけてください!!!

 

アドラー心理学おすすめの本

以下のが私がこれまで読んできた本です。

生き方に悩んでいる方は、ぜひアドラー心理学の本を手に取って読んでみて下さい。

最初はアドラー心理学の「嫌われる勇気」から読まれることをおすすめします!

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