こんにちは、マーフィー(@murphy_0117)です。
「皆さんは学校は好きですか?嫌いですか?」
正直言うと私はあまり学校が好きではありませんでした。
何故かと言うと、
集団行動やルールに自分を合わせるのが大の苦手
だったからです。
今でもよく学校に通えてたなと自分を褒めて挙げたいくらいです(-“-;A …
そこで思ったのが
発達障害者にあった学校を作った方がいいんじゃないの?
でした。
↓私は以前ふとした思いでこんなツイートを投稿しました。
そろそろ発達障害用の大学を作るべき。なんで人より発達が遅いはずなのに、18歳で社会に出なあかんねん。25歳くらいまで通える大学を作って、30歳まで就労のことを学べるような場所があった方がいい。発達障害者は成長がゆるやかなんだから、もっと発達に合った学習の仕方を取り入れるようにして欲しい
— マーフィー@ASD+ADHDでも幸せになる (@murphy_0117) February 3, 2020
この何気ない気持ちで投稿したツイートが、思いのほかバズり驚愕しました:(;゙゚”ω゚”):
(バズを経験したのは初めてだったので…)
でも、このツイートの反響を見て
「私以外にも同じ考えを持っている人がこんなにいるんだ…!」
と思いました。
目次
発達障害者の成長は緩やかである
皆さんは
発達障害者精神年齢=実年齢の3分の2説
は知っていますか?
発達障害者は脳のアンバランスがあり、成長速度も普通の子と少し違います。
例えば、9歳の時に6歳、15歳の時に10歳、30歳の時に20歳
という風に、見た目の成長に中身の成長が追い付いて来ません。
分かりやすく言ったら逆コナン君みたいなもので
つまり、見た目は大人、中身は子どもというわけです。
現状の発達障害の教育は?
現状、発達障害の子を受け入れる学校は増加し続けています。
幼稚園・保育園では、発達障害の子どもの為に様々な工夫をする所もあります。
発達障害の子は、耳から入る情報に弱いため、写真やイラストを使って説明するなどの工夫を施しています。
例えば、下の図の様に集団保育を辞めて、個人での遊びや教育を重視した幼稚園もあり、やりたいことを出来る「コーナー保育」に切り替えています。
小学校に進学すると
- 通級指導教室(通級)・・・普段は通常学級に在籍し授業を受けるが、週に数時間程度、個別や小集団でソーシャルスキルトレーニングなどの指導を受ける教室。
- 特別支援学級(支援学級)・・・一般校に設置された8人を上限とした個別支援学級。学校により、知的障害学級・言語障害学級・自閉症および情緒障害学級などがある。
- 特別支援学校・・・盲・ろう・知的障害など各種障害に応じて、学習面や生活面など総合的支援を行う学校。
の3種類のサポートが受けられます。
発達障害グレーゾンーンの人は、まだ通常学級か通級指導教室か悩む親は多いみたいです。
個人的には、発達障害のある子どもは素直に通級指導教室に入れるか、特別支援学校に入れるのが良いと思います。
現に私は小学校低学年の時はともかく、高学年の時の周りの皆が大人になり始めた頃から、環境に適応出来なくなっていったので、
この時にサポートがあれば相当救われたと思いました。
そして一番難関となって来るのが、中学・高校です。
特に中学はまだまだ支援制度が少なく、思春期特有の多感な時期でもあり、学校生活に馴染めずに、二次障害を発生し、不登校になる子どもも少なくはありません。
そういった子のために、フリースクールや適応指導教室なども利用するのもありでしょう。
現に私はフリースクールに通っていた時に、入って来る小中学生を沢山見て来ました。
高校への選択肢は、通信制高校やサポート校、高等専修学校があります。
個人的におすすめなのが、通信制高校です。
通信制高校は、発達障害の特性にマッチしており、
個別の学習ペースに合わせて勉強が出来たり、通学も1週間に一度くらいなので、毎日学校に通うのが苦痛になりやすい発達障害の特性に合っています。
その後の進路は?
ここで原点回帰となって来ますが、
現在、
発達障害者用の大学や専門学校というのはまだありません。
一般的に発達障害者は高校を卒業したら、障害者雇用や就労継続支援事業所でサポートを受けながら就職というのが基本となっています。
けれど、成長が緩やかであるはずの発達障害者が、何故定型の人より早く社会に出ないといけないのかが理解出来なかったために、私は疑問のツイートをしたわけです。
なので、私が思う理想のサポートは
- 発達障害者用の大学を作る(18~25歳)
↓
- 就労移行支援サポートを受けながら就職の練習をする(25~30歳)
↓
- 社会人となる(30代以降)
が丁度良いと思えたからです。
精神年齢3分の2節からすると、30歳でようやく20歳というわけでもありますからね。
「30歳まで無一文なんて、生活出来ないじゃん!」
という意見もあると思うので、そういう人の為には、大学在学中や就労移行に通っている最中に、就労継続支援事業所でアルバイトをしたりするか、
障害年金を貰えたりする制度があればいいと思っています。

結論:人それぞれの選択肢があってもいい
いかがでしたでしょうか?
あくまで私なりの考えなので、賛同出来ない方ももちろんいると思います。
そういった方は、
「なるほど!こういった考え方もあるのか!!」
くらいに思ってくれたら幸いです。
2010年代に入ってから、大分世間に浸透した発達障害
けれど、まだまだ日本では発達障害者の教育は整っているとは言い難いのが現状です。
発達障害者の苦難となりやすいのが学生時代です。
私も学生時代は、
「どうして周りの人みたいに普通に生きられないのか?」
という悩みを常に抱えて生きてきました。
なので、
これまで悩んできた発達障害者はあなただけではない
という思いを込めてこの記事を書きました。
ですので、少しでも生きづらさが解消され、幸せにいきられる人が増えるように願っています。
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