発達障害で障害年金をもらうために必要な3つのこと

お金

 

こんばんは、マーフィー(@murphy_0117)です。

 

マーフィー

皆さんは障害年金という言葉を知っていますか?

簡単に説明すると、病気や障害がある方が国から貰える補助金みたいなものですね。

病気やケガ等によって、生活や仕事に支障がある場合に支給される年金です。

 

そこで今回は、発達障害で障害年金をもらうために必要な3つのことを紹介したいと思います。

 

目次

障害年金について

 

障害年金には、障害者基礎年金障害者厚生年金の2種類があります。

ここで2種類の年金について詳しく説明したいと思います。

障害者基礎年金

・国民年金加入中に初診日がある人

・20歳~64歳であること

・初診日以前に、国民年金保険料を全て納めていること

・病気やけがの初診日から1年6ヶ月経過した日に、国が定める「障害認定基準」に該当していること

 

障害者厚生年金

・厚生年金加入中に初診日がある方は障害者厚生年金

・厚生年金に加入している間に、障害の原因となった病気や怪我の初診日のカルテがあること

・障害があること

・厚生年金保険料を納めていること

 

 

※貰える金額は以下のようになります。

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障害年金をもらうのに必要な3つのこと

障害年金をもらうためには、必要な3つの条件があります。

障害年金を受け取るための3つの要件 - 埼玉で障害年金のご相談・申請サポートなら埼玉障害年金サポートへ

 

初診日要件

発達障害の初診日において、国民年金、厚生年金、旧共済年金の被保険者であることが条件です。

 

国民年金・・・20〜60歳の国民年金被保険者(60〜64歳は国内在住の方が対象)。

厚生年金・・・社会保険加入者の方

 

また障害年金を受給するには、初診日を医療機関から発行された書類などで証明できることも条件となります。

 

保険料納付要件

発達障害の初診日の前日までに、年金保険料を20歳〜初診日の前々月までの全期間のうち3分の2以上を納付または免除していることが必要です。

一定以上の納付・免除を満たさない場合は、初診日の前々月から前1年間に未納がないことが条件となります。

 

※初診日が20歳未満の方は保険料納付要件は問われません。

 

障害状態要件

初診日から1年6ヶ月が経過した日(障害認定日)していて、

発達障害の状態が国が定める障害認定基準に該当すること

が障害年金の受給に必要な条件です。

 

発達障害で障害年金をもらえる基準

発達障害による障害の程度を確認したいと思います。

発達障害での障害年金請求 - 大分中津市障害年金請求サポートオフィス

 

発達障害だけでの年金受給は厳しい

結論から言うと、

現状は発達障害だけで障害年金を貰うのはかなり難しいです。

 

発達障害だけでなく、複数の病気や他の障害がないと中々申請は通らないのが現実です。

 

例えば私の場合で説明しますと、私は発達障害に加えて躁鬱病も抱えていました。

更に、発達障害に加えて鬱で引きこもり状態の時期もあったので、そのカルテが残ってたのも大きいでしょう。

 

0歳から3~5年おきの病状の申請の書類も必要で必要であり、

カルテを含めて症状を少し重めに書いたので、申請が通りやすくなったのもあると思います。

障害年金をもらうために必要な6つ1.年金手帳
2.生年月日が証明できる書類
3.医師の診断書
4.受診状況等証明書
5.病歴・就労状況等申立書
6.通帳と印鑑

 

働きながらでも障害年金はもらえるのか?

マーフィー

働いたら障害年金は止まるの?

と疑問に思っている人もいるでしょう。

 

結論から言うと、

働きながらでも障害年金はもらえます。

 

認定基準を見てみると、次のように書かれています。

就労支援施設や小規模作業所などに参加する者に限らず、雇用契約により一般就労をしている者であっても、援助や配慮のもとで労働に従事している。

したがって、労働に従事していることをもって、直ちに日常生活能力が向上したものと捉えず、現に労働に従事している者については、その療養状況を考慮するとともに、仕事の種類、内容、就労状況、仕事場で受けている援助の内容、他の従業員との意思疎通の状況等を十分確認したうえで日常生活能力を判断する。

 

なので働いていても、すぐに障害年金を止められることは無いと思われます。

マーフィー

しかし、年収360万円を超えると受給額は半額になり、年収460万円を超えると受給は停止されます。

 

障害年金が通ると生活がもの凄く潤う

発達障害を抱えている人は、正直言って高給の仕事に就くのは難しいです。

 

障害者枠の正社員に就くか、無理をして一般の仕事に就けたとしても

発達障害者は出世して管理職に就くのが困難なので、普通の人に比べて低賃金で生きているのが現状です。

 

そこで助け舟となって来るのが、障害年金というわけです。

 

発達障害者は年収200万の壁と言われているものが存在し、それ以上稼ぐにはフルタイムの正社員に就かないと中々厳しいでしょう。

 

けれどそこまで働けないという方の為に、障害年金があるわけです。

 

現に私もこの障害年金を貰っているおかげで、働きながら通信大学に通う余裕が出来たわけです。

なので障害年金を貰えることは、本当に有難いことです。

 

マーフィー

以上のことから、発達障害を抱えていて障害年金をもらってない方は、今すぐにでも申請されることを強くオススメします!!

 

 

コメント

  1. […] […]

  2. […] 発達障害に生まれても幸せに生きる2020.02.22発達障害で障害年金を通すのに何が必要なのか?https://www.murphy0117.blog/entry/2020-02-22-080000 こんばんは、マーフィー(@murphy_0117)です。 皆 […]

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