こんにちは、マーフィー(@murphy_0117)です。
皆さん突然ですが、日本は住みやすい国ですか?
…
そこの答えを渋った人!正しい反応だと思います✨
何故なら私も「日本は住みにくいなぁ…」と思っていたからです(●^o^●)笑
以前、私の先輩に当たるASDグレーゾンの方がこう言ってました。
「私はアメリカに留学していた時は、自分をオープンにしていても何も言われなくて生きやすかった。しかし、日本に帰って来て向こうにいた時と全く同じことをしたら、完全に浮いてしまった。」
???
何故こんな現象が起こるのでしょうか?
それは、
日本社会独特の文化が発達障害者の特性とまるで噛み合ってないから
です。
その理由を詳しく説明して行きたいと思います。
目次
発達障害者が日本で生きづらさを感じる3つの理由
1、日本社会は「右に同じと皆同じが幸せ」と教育されているから
日本社会には見えない圧力が常にあって、「皆同じが幸せ」という同調圧力があります。
良い大学に入って、良い会社に入って、良い人と結婚するのが幸せという風潮があります。

日本特有の文化に「生きづらさ」を感じている人も多いのでは?。
例えばアメリカは個人主義の国で、自分の意見を主張するのが正義という国柄があります。
一方日本は集団行動を大切にする国で、周りに意見を合わせるのが当たりまえという国柄です。
その日本独特の文化こそが、発達障害者の生きづらさに繋がっているのです。
何故なら周りから浮かないように、自分を環境に合わせていくのが、発達障害者にとって最も苦手なことだからです。
その結果、発達障害者は「空気を読めない変な人」というレッテルを張られ、集団から浮いてしまうのです。
2、日本では障害=マイナスという固定概念があるから
突然ですが、
あなたは自分が発達障害を持っていることを、健常者に胸を張って堂々と言えますか?
はい、と即答で答えられる人はそうはいないでしょう。
私もそうです。
やはり日本では、まだまだ障害について理解が進んでないのは紛れもない事実。
ネットではアスペルガーや自閉を持った人は、否定的な意味合いでよく使われています。
更には発達障害者や精神疾患の人が事件を起こす度に、障害者=犯罪予備軍みたいに報道されて、周囲の人には障害者は危ない人と思われがちです。
なので自分に障害があることを、隠してしまうのは無理はないと思います。
残念ながら現在の日本では、障害=マイナスという概念は拭い切れていません。
だから今の日本において自分が発達障害であることをカミングアウトするのは、相当な勇気がいることでしょう。
3、日本では発達障害者を活かす環境が整ってないから
2010年代に入ってからは大分世間に「発達障害」という言葉は浸透して来ましたが、まだまだ発達障害者の理解が進んでいるとは言えません。
仕事においてもA型作業所やB型作業所、障害者雇用という働き方もありますが、給料が安すぎて、とてもじゃないけど生活出来ません。
なので発達障害者の自立や結婚は相当厳しく、親亡き後の生活などはなので経済的に不安が付きまとうのが現実でしょう。
しかし、欧米やアメリカでは発達障害者の理解は大分進んでおり
アスペルガーは偏見を持たれているどころか
仕事においては人にはない発想力を持った戦力として重宝されているくらいです。
あちらでは、日本と違って同調圧力やマルチタスクの仕事ではなく、
専門性を高めた仕事が求められていて、人間関係そこまできっちりしてなく
正に発達障害を活かせる環境が整っています。
では逆にどこなら住みやすいのか?
1、ゆったりと時を過ごしながら落ち着いて過ごせる場所
ASDの人は、自分ルールがあってこだわりが強い人が多く、ADHDの人は時間にルーズな人が多いです。
日本社会はかなり時間にはうるさい国で、遅刻や決まりごとは許されない文化です。
なので時間を気にせずにゆったりと過ごせる場所は、発達障害者に合っていると言えるでしょう。
例えば、田舎で自営業や農家をしながら、自由気ままに暮らすとかが過ごしやすいのではないでしょうか?
2、自分のペースで働ける
私は、発達障害者に会社員はまるで合ってないと思います。
発達障害者って会社勤めじゃ限界があると思うんだよね。
会社って基本定型に合わせて作られたものだから、発達は定型に合わせるしかない。日本社会って右に同じが皆んな幸せって文化だから、とにかく発達には生きにくい。
だからこそ、発達は会社以外で生きる道を見つけるべし。
— マーフィー@ASD・ADHDデザイン&イラスト勉強中 (@murphy_0117) March 24, 2020
朝きっちり起きて満員電車に揺られ…
会社に着き8時間仕事をして…
時には残業をし、帰って来る生活…
書いてるだけで頭が痛くなってきました”(-“”-)”
まさに日本社会の闇…!ストレスを溜めるために生きてるような生活…!!
発達障害者はもっと自由な生き方が合っています。
働き方も、自営業やフリーランスを中心とした生活が望ましいでしょう。
今後の日本社会は個人の時代になると言われているので、発達障害者には嬉しい朗報ですね。
3、人間関係がきっちりしてない
発達障害者(特にASDの人)は人とある程度距離感が離れていないと、ストレスが溜まってしんどくなりがちです。
ちなみに私もASD寄りなので、この気持ちは痛いほど分かります。
毎日同じ人と会い、一緒にいて集団行動をする…
これだけで膨大なストレスを感じるのがASDの人です。
発達障害者はある程度人間関係がラフな環境の方が過ごしやすいのです。
発達障害の方は基本一匹狼ですので、地元で過ごすよりも都会で過ごす方が
人間関係もみっちりしてなくて合ってるかもしれませんね。
4、交通機関が充実してる
突然ですが、私は車の運転が苦手です。
というか、発達障害の人は基本的に運転が苦手みたいです。
これは発達特有の2つのことを同時にするのが苦手だからだと思います。
ADHD不注意型の人は特に運転が危ないと思うので、気を付けた方がいいでしょう。
なので車以外の移動方が充実している場所が住みやすいポイントだと言えます。
5、自然豊かで空気が美味しい所
発達障害者は、ストレス耐性が低く、感覚過敏の方が多いです。
なのである程度、自然豊かな場所が住みやすいんじゃないかなと?私は思います。
けれど田舎過ぎたらそれはそれで、交通機関もなく不便そうであるので、自然と都会が混じった場所がよさそうです。
以上のことから、個人的に住みやすそうと思ったのは
街すぎず、田舎すぎず、ほどよい地方都市が発達障害者には合ってると思いました。(例、金沢、静岡、岡山、熊本など)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
日本は以前よりは発達障害に対する理解は進んでおり、学校教育や仕事においても大分理解は進んできてると思います。
それでも海外に比べたら、まだまだ見劣りすると思うので、思い切って海外に移住するのもありかもしれませんね。
私の周りに発達障害者やグレーゾーンの人は、沖縄や北海道、海外旅行が好きな人多く、体感的に海外を求めているのかもしれません。
発達障害者さんは海外の方が向いてるのかもですね。
そうやって色々な所を旅したり、様々な体験をする内に、天職を見つけて、住みたい場所が見つかると良いですね♪
この記事を見て下さったことによって、是非あなたが自分に合った生きやすい道を見つけられたら良いなと思ってます(*^▽^*)
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