マーフィー(@murphy_0117)です。
私は今でこそ気楽に生きていますが、これまでの人生はまさに苦労の連続でした。
特に10代~20代にかけてはまさに生き地獄でした。
あの頃は毎日が苦痛で、ひたすら脳内妄想に逃げていた痛いやつでした。
10代の頃は発達障害の対策法も知らずに、ただただ生きづらさを抱えていました。
そこで、私が発達障害の特性によってどんなことに困っていたかを説明していきたいと思います。
目次
発達障害の特性に苦労したこと
人の話が聞けない
私は人の話を全く聞くことが出来ない子どもでした。
話の途中で別方向を向いたり、話が上の空になって妄想をしてしまってました。
そのたびに先生や上級生からは怒られて、必死で集中して話を聞こうとするのですが、やはり途中から眠くなってしまい話を全部聞くことは出来ませんでした。
今でこそ以前よりはマシになって、人の話を聞けるようになりましたが、状態は安定してるとは言い難いです。
対策法
①なるべく会話形式で話す(会話なら聞くだけよりは話せる)
②短い会話で終わらす
③話す人を選ぶ
落ち着きがない
私は落ち着きがなく、いつもそわそわしていました。
思ったらすぐ行動したり、動き回ったりして、まさに多動・衝動の特性が表れていました。
待ち時間を待つことが出来なくて、病院の待ち時間などはいつもうろうろしていました。
大人になったらADHDの症状は治まっていく人もいるみたいで、
どうやら私はそのタイプだったみたいで
ADHDの症状は治まっていき、代わりにASDの特性が強くなってきました。
対策法
①長時間居座らない
②経験して慣れる
③時間を潰す道具を持って待つ(スマホなど)
集団行動が苦手
私は集団行動が出来ない子でした。
昔は一人でいるのが寂しくて、無理をして集団に馴染もうとしていましたが、
馴染めたら馴染めたで、途中から気疲れに変わり、
結局自分からフェードアウトしていくのを繰り返してきました。
今では集団に馴染みたい欲求がなくなり、一人でいるのを心掛けてますが、
仕事はそうも行かないので、最低限の会話で済むような職場に就くようにしています。
対策法
①集団でなるべく話さないようにする
②一人で出来る仕事を選ぶ
③集団で話したら、休憩時間を設けるようにする
あくびが止まらない
発達障害者の半数以上は睡眠障害を併発していると言われていますが、それは私も例外ではありませんでした。
寝ても眠気が取れず、日中眠気に襲われてきて、特に困っているのがあくびです。
毎日何十回もあくびが出て、ひどい時は連続で10回以上あくびが止まりません。
これは現在でも続いていて、あくびばかりしていて周囲からは怠けていると勘違いされるので、最近はマスクをして出勤することも多くなりました。
完治の方法はなく、今でも悩みの種です。
対策法
①薬を飲む
②マスクをする
③十分な睡眠を取る
感情のコントロール
私は感情のコントロールが上手く出来ません。
躁鬱気味な所もあり、気分が高まりすぎて、何でもできると思う時もあれば、気分が落ち込み、何もしたくない時があります。
こうなった時は無理してコントロールしようとせずに、気分が落ち着くのを待って、好きなことをするようにしています。
対策法
①一人の時間を作って気を休ませる
②安定剤を飲む
③好きなことをしてリラックスする
フラッシュバックと気分の波
現在で一番困っているのは、このフラッシュバックと気分の波です。
毎日のように頭の中は、言葉がフラッシュバックされて、それによって気分も落ち込んできます。その症状が、もう7年以上続いています。
ストレスが溜まっている時は特に激しくて、数時間単位でフラッシュバックが続きます。
フラッシュバックの症状が出る時は本当に大変で、他のことに集中出来なくなるので、強引に意識を変えて、何とかフラッシュバックを抑え込もうとしてます。
対策法
①気分転換を心掛ける
②薬を飲む
③時間の流れに解決を委ねる
親しい人が作れない
発達障害の特性で一番困って来たのは、これでした。
タイトルの通り私は親しい人を作るのが大の苦手です。
ある程度仲良くなることは出来るんですが、友達や親友レベルまで仲良くなることが出来ないのです。
最初の頃は上手く話せても、徐々に嫌われてきて、相手はフェードアウトしていき
気がいつたらひとりぼっちになっているというのをループしてきました。
本当はただ普通に友達を作って、周りに馴染みたかっただけなのに、なんでこんなに苦労するのだろうか。発達障害に生まれて良いこともあったが、10代の頃は障害も知らなかったし、正直デメリットしかなかった。もし自分の子どもが生まれたら、すぐに検査を受けさせて、その子の生きやすい道を作りたい。
— マーフィー@ASD+ADHDでも幸せになる (@murphy_0117) February 7, 2020
なので今は無理して仲良くなろうとせずに、気が合う人がいればいいやくらいの気持ちで人と接しています。
対策法
①無理して仲良くならない
②一人でいる時間を大切にする
③ありのままの自分でも受け入れてくれる人を見つけ出す
まとめ
我々発達障害者は特性によって様々な生きづらさを抱えています。
人によって症状も違い、周囲の人に理解してもらうのは中々難しいです。
なので自分の身を守るためにも、ある程度は自分で対策を行うことも大切です。
私自身も障害が分かってから数年間試行錯誤を繰り返して、
今の生活スタイルを確立しました。
今後は、更に自分らしく生きていられる生き方を日々模索している最中です。
私が書いた内容が少しでも皆さんのためになって貰えたら幸いです。
以上、ここまで読んでくださった方は本当にありがとうございました。
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